デジタル化推進アカデミー

冷凍庫を開けたときの影響は思ったより大きい

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冷凍庫を開けたときの影響は思ったより大きい

冷凍庫を開けたときの影響は思ったより大きい

2025/02/03

デジタル化で日常の謎を解明しようとしている皆さん、こんばんは!
デジタル化推進アカデミーの岩田敏彰です。

飲食店やご家庭の主婦の皆さんに役立てばと思って実験をやってみました。

冷凍庫の扉を開けたときの温度の変化です。

まず、使った温度センサですが、DS18B20というものです。

室温は冷凍庫に入れる直前の温度で、17.0℃です。

冷凍庫に入れると、温度センサは徐々に冷えていき、約24分で-14.81℃で安定しました。この間、冷凍庫の冷却器は動いていないようです。

そこで30秒間冷凍庫を開けました。

すると、扉を閉めた後も1分間温度が上がり続け、-13.94℃になりました。その後、扉を閉じて9分後、扉を開ける前の状態-14.81℃になりました。この後、さらに温度が下がり続けたので冷却器が途中から動いたようです。

ここで重要な点は、冷却器が動いても30秒の扉の開きは元に戻るまで9分もかかったということです。

次に温度が-19.06℃で安定したあと、1分間扉を開けてみました。

すると、扉を開けている間に-16.88℃に上昇、さらにそのあと1分15秒間温度は上がり続け、-14.94℃まで上がったあと、-19.06℃まで下がることはなく(おそらく冷却器が途中で切れた)、扉を閉じてから16分30秒後、-17.13℃で安定しました。

ここでも1分間扉を開けるとそれが再度温度が安定するまでに16分以上かかりました。

頻繁に冷凍庫を開けると、温度が下がる前に再度温度が上がることになり、冷凍庫の温度はかなり高くなっている可能性があることになります。霜取りなど別の原因で温度が上がることもあり、冷凍庫の温度はきめ細かく調べておく必要がありそうです。

このセンサの使い方は「デジタル化入門講座」で扱っています。

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デジタル化推進アカデミー
岩田 敏彰


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