様々なテクノロジーを身近に利用
GREETING
様々なデジタルテクノロジーの活用方法をお客様へご提案し、業務効率化をサポートしております。HACCPの冷蔵庫や冷凍庫の温度管理に注力されている小規模飲食店の方々を中心に、メーカー等各種業界の皆様の業務をデジタル技術によってより快適にできるようなご案内を行っています。また、地域活性化の一環として、公開データによる地域調査や災害関連マップの作成について支援しております。
学長からのメッセージ
MESSAGE
岩田 敏彰
学長
2020年3月、産業技術総合研究所 (産総研) を定年退職しました。宇宙工学が専門で、宇宙ロボット、測位衛星、人工衛星が取得した地球観測データの利用の研究をしてきました。
そのような中で、10年間の測位衛星のプロジェクトを率いたこともありました(その詳細はこちらの「擬似時計技術開発物語」に物語風に詳しく記しています。)。その技術は衛星実験で実証までは出来たのですが、実用化のためにはさらなる予算が必要となることがわかりました。そのため、最終的にその技術が人工衛星に搭載されず、人・モノ・時間・金を相当かけたその技術は実現されることなくに終わってしまった経験をしました。その経験は、最先端の技術の研究ではなく、すでにある技術でまだ世の人が利用できていないものを普及させることが自分のやることである、と思うようになりました。
その後、産総研の定年退職を機会に、自分のような定年退職者や、独立起業しようとしている人たちに対して、その方が持っている知識と経験に、私がこれまで産総研での研究生活で培ってきた知識と経験に加えてすでにある技術も組み合わせて新製品・新サービスをは開発すべく、「セカンドライフ・アクティベーションアカデミー」を立ち上げました。その後、デジタル化の普及に力を集中したいと考えるようになり、「デジタル化推進アカデミー」と改名しました。
現在は、
(1) 小規模事業者に対するデジタル化導入支援、とくに冷蔵庫・冷凍庫の自動温度計測
(2) 小型人工衛星 (キューブサット) の学習モデルを使った教育活動
に注力しています。
そのほか、子供向けの宇宙教室や、幼児向けの理科教室、商工会議所の専門アドバイザー、工業高校、工業大学で非常勤の講師などもしています。銀座コーチングスクール認定コーチでもあるので、技術的なこと以外にも様々な内容の相談にのることができます。社員教育にオンライン技術や情報技術を取り入れたいと考えの会社さんにも社員研修を提案させていただいています。
経歴
1959年6月18日 | 大阪に生まれる |
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1982年3月 | 大阪大学基礎工学部電気工学科 卒業 |
1984年3月 | 大阪大学大学院基礎工学研究科物理系 博士前期課程修了 修士論文「GaAs分子線Graphoepitaxyに関する基礎研究」 |
1984年4月 | 通商産業省工業技術院電子技術総合研究所 入所 |
1884年6月~2005年3月 | 宇宙ロボットの研究 |
1988年10月~1989年9月 | 米国ウィスコンシン大学客員研究員 |
1994年6月 | 大阪大学から博士 (工学) を授与 博士論文「ロボットマニピュレータの宇宙環境適応技術の研究」 |
2001年4月 | 組織再編により独立行政法人産業技術総合研究所に異動 |
2001年4月~2002年3月 | 経済産業省産業技術環境局研究開発課に兼務 |
2003年4月~2012年2月 | 準天頂衛星擬似時計技術を研究 |
2012年4月~2020年3月 | 地球観測衛星データ配信の研究 |
2012年12月~2013年2月 | ベトナム科学技術アカデミー客員研究員 |
2016年4月~2020年3月 | 産業技術総合研究所 情報・人間工学領域研究戦略部で民間企業との連携推進に従事 |
2018年4月~ | 茨城県立つくばサイエンス高校 (旧つくば工科高校) 非常勤講師 |
2020年4月~2022年5月 | セカンドライフ・アクティベーションアカデミーを立ち上げ活動 |
2021年11月~ | シニア大楽技術顧問 |
2022年4月~ | 神奈川工科大学非常勤講師 |
2022年4月~ | 九州市商工会議所専門アドバイザー |
2022年6月~ | デジタル化推進アカデミー学長 |
論文発表・印刷物
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