納豆の老舗菊水食品さんに伺いました
2024/10/04
デジタル化に関心をお持ちの皆さま、おはようございます!
デジタル化推進アカデミーの岩田敏彰です。
2024年10月1日、茨城県日立市にある菊水食品さんに伺いました。
伝統的な納豆を作っておられる会社です。
下の写真は現在の3代目社長とのツーショットです。
納豆工場で温度などを管理すると品質管理に役立つのではないかというような話をしました。
今の3代目社長は先見の明のある方で、すでに20年くらい前に一度センサをいろんなところに取り付けて研究されたそうです。
ところが季節が変わると同じ条件でもできが違うこともわかり、自分の勘がいちばんあてになる、という結論になったそうです。
温度だけでなく、大豆の質、納豆菌の状態、湿度など計測していない環境などにも影響され、当時は計測できなかったものも今は安価に測定できるセンサがあり、それらの複雑な関係も人工知能で学習させることもできる、といったこともお話しました。
これまでいろいろ表彰もされ、いろんな製品も開発されれており、それらが部屋に飾ってありました。
これらが3代目の自信をと実績を表しています。
4代目は今は工場長で、このような計測にも関心を持っておられ、私もこちらでもこのような実験ができたらいいな、と考えています。
3代目の勘にどこまで現在の科学で迫れるのか、というところにワクワクがありますね。4代目もワクワクできたら楽しみです。
まずは温度管理の自動化から。Googleアプリを連携させて本格DXへ。
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デジタル化推進アカデミー
岩田 敏彰
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