デジタル化推進アカデミー

ある距離になったら知らせるシステム

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ある距離になったら知らせるシステム

ある距離になったら知らせるシステム

2024/08/10

デジタル技術で社会を楽しくしようとしておられる皆様、こんにちは!
デジタル化推進アカデミーの岩田敏彰です。

長崎県の南島原市に、

島原素麺を製造販売しておられる「小林甚製麺」があります。

こちらの工場で、デジタル技術の導入についてできるところから試行をさせていただいています。

従業員の皆さんは、ラインの中で、有効に時間を利用するために移動する必要があります。今回は麺の製造工程で、麺原料の量の変化に応じて音で従業員の皆さんに状況を知らせるための簡単な装置を作ってみました。

原料の量が減るとその補給をする必要があります。それに応じて人が動きます。その連絡のための装置です。

原料の残量を距離センサで測り、それがある値以上になるとスピーカから音が鳴るようにしました。

スピーカと距離センサは少し離れたところに設置するので、この間をBluetoothで通信させました。

これに向いているのは、ESP32というプロセッサで、Bluetoothでの無線通信ができます。

スピーカは、工場内での音に負けない大きな音を出す必要があるので、電源を100Vでとれる、PCにもつなぐことができるものを使いました。

今回は距離が300㎜を超えたら鳴る、という単純なもので設置してみました。

この状態でしばらく使てみていただいて、改善するところがあれば、徐々に良くしていきたいと思います。
今はやりのアジャイル的なアプローチです。いかにカスタマイズするアイデアを工夫するかが、価値を生み出します。自分のところにしかないシステムを作りましょう。

さらに別のところにも設置したいということでさらに準備を進めています。
下の動画のデモでは、対象物(私の手)とセンサの距離が30センチより離れたら、スピーカが音で知らせる仕組みです。スピーカはパソコンの横にあるものを使っています。

 

*本投稿は小林社長の了解を得て投稿しております。

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デジタル化推進アカデミー
岩田 敏彰


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